この記事では筆者がエンジニア一年目にIT業界では使えて当然の「Excel」を最低限使えるようになったまでに実施した勉強手順を記載します。
筆者はExcelの勉強はIT企業での研修中に実施しました。
そのため、殆ど初心者の時に勉強した実体験なので初心者の方には大変参考になるのと思います。
あくまで最低限であり、仕事ではこの手順では学べないことを自分でさらに勉強する必要があります。
勉強するに当たって、用意する必要があるものは下記の二点なります。
・PC:Windows10(エディションやバージョンは何度もOK)
※PCはCD-ROMが読み込める必要があります。
PCに内蔵していない場合は、外付けのDVD+/-RWドライブが必要になります。
筆者が使っていた外付けのDVD+/-RWドライブはDELLの外付けDVDドライブです。
・Excel(バージョンはなるべく最新のが良いと思います。 最新はExcel2019)
筆者が初心者時代に実際にやった方法
筆者がこの手順をやる前のExcelの技術ではただの入力やちょっとした図の作成しか出来ませんでした。
その後、下記に記載した手順を実施したことで仕事で使える最低限レベルにはなることが出来ました。
大体3日あれば基礎的な部分は取得できると思います。
筆者は一応2日でクリアしました。
筆者が実施したExcel初心者時の手順
まず私は下記の参考書を買いました。
買った参考書は下記のMOS(Microsoft Office Specialist Microsoft Excel 2016)の対策テキスト&問題集です。
買った目的は模擬試験プログラムです。
※なおMOSにはExpertバージョンもあります。本格的に仕事でプロレベルが必要な場合はそちらもやってみると良いと思います。
またはExcel 365&2019からやるならば、下記はどうでしょうか。
私は実際に買ってやったわけではありませんが、模擬試験プログラムがあるので問題ないと思います。
上記で購入した参考書には添付のCD-ROMがついてきます。CD-ROMには新しいMOS 2016の試験形式「マルチプロジェクト」に対応した模擬試験プログラムを収録してあります。
CD-ROMが用意できたら、下記の勉強手順を実施します。
Excelの勉強1日目
上記のCD-ROMを読み込み、模擬試験を第一回目からいきなり実施します。
全くExcelの操作が出来なくても、模擬試験をいきなり実施します。
模擬試験を実施し、結果を確認します。恐らくExcel初心者にはわからないことだらけで、点数はとても酷いと思います。筆者も初回は30点位しか取れませんでした。
第一回目の結果を見て、間違っていたところや怪しかったところは重点的に復習します。
上記が一番大事です。急がずにじっくり復習を実施しましょう。
Excelの勉強2日目〜3日目
前回の模擬試験の復習が完了したら、第二回目の模擬試験を実施します。
再度結果を確認し、90点以上を二連続で取れるまで繰り返します。
私は上記を繰り返して実施することで、第三回目では96点、第四回目では98点を取れるようになったので最低限のExcelの勉強はやめました。ここまで私は2日しかかかっていません。
最低限のExcelの技術を取得したら、私は他のExcelの参考書を買い復習がてら読み込み実際に手を動かしました。
その後は筆者はVBAを学びつつ、仕事をしながらさらにExcelの技術を高めて行きました。
やる気のある人は資格を取ったり、VBAも学んでみても良いと思います。
他人と差をつける事で自分の強みになっていきます。
Excel勉強時に使用した参考書
私がMOSの参考書以外にExcel関連で買った参考書を紹介します。
2017年頃に使っていたため、基本的には古めになっています。
全体的に参考書が当時のままで、古くなってしまっていますので新しいバージョンの参考書を選ぶ必要があります。
Excelの基本的な操作方法と、後半にグラフ操作や簡易的なマクロの作り方が載っているので、初心者の方には私はおすすめします。
基本的なExcelの操作方法が全般載っています。
基本的にMOSの参考書で良いと思いますが、シンプルかつカラーになっていますので見やすさはあります。
以上のように私は3冊の参考書を購入し、見比べながら勉強しました。
まとめ
上記の記事では筆者が一年目のエンジニア時代に実際にした最低限のExcelの技術を取得した方法でした。
基礎知識はMOSの模擬試験プログラムをすれば着くと思うので、実際の業務で使う知識については実際に仕事でブラッシュアップしていけば問題なかったです。
より高度の事を出来るようになるため、MOSのエキスパートやマクロ、VBAなど学ぶのも他人との差が出やすいと思います。
まずは、最低限の技術を取得しそこからどんどん仕事で使っていき、さらに技術を高めて行きました。
この記事を参考にExcel初心者が最低限の使い方がわかるようになれば幸いです。